じんせい食堂

わたしからまいにちへ。

情と無情

情と無情の狭間にある

憎しみと愛に満ちたような涙


母への感情


「お母さんが死んだらあんたはわかるわ!」

 

母のこの頃のくちぐせ。

 

情が無情に変わらないよう、

自分の胸を鷲掴みにして地面に

叩きつける


「あんたには子がおらんからわからんとやろ?お母さんの気持ちが!」


いえ、子がいなくても母性がある。

子がいなくても感謝を忘れてはいない。


「あんたはココ(子宮卵巣)を切ったから男!」


我が子の内臓が無くなったことに、

つらみはないのかな。



情を湧かせ

情よ泣くな。


無情よ意味なき場所へ去れ

君の出番はきっと無い。